最近、”潜在意識“というものに、このブログでも書きましたように(“無意識”)、興味を持っていました。
(2018/9/9 Kazu)

そんなこともあって、本屋で見つけたこのタイトルに惹かれ、ぱらぱら眺めてみたら結構面白いのと、比較的容易に書かれている本だったので購入し早速読んでみました。
タイトルに”科学的”と付いているのですが、これは意識とそれによる影響についてを量子論を使って説明しています。
前に書いた“「思考」のすごい力”は、生物学者が量子力学を学び、それを生物学に適用することで得た結果についてですが、かなり似たような内容がこの本にも書かれていました。
(その意味で人間や脳を理解するのに量子論はキーなのかもしれません)

私は理系ですが、量子論というのを大学で少し習った記憶がある程度で、正直細かいことは理解していません。
量子論をざっくり説明すると(よく言われる説明ですが)、光という量子は波動性と粒子性という2つの性質を持つが、それを見ようとすると正しく観測が出来なくなる。量子の動きはニュートン力学で考えられるように初期条件によりその後の動きが予測できるものではなく、確率論になってしまう。
といったところでしょうか(なんとなくこのことを知っている程度ですが)。

この本で書かれていることは、量子論の物質(粒子)とエネルギー(波動)という2つの性質で考えたときに、人の意識と言うエネルギーによってエネルギー状態にあった量子が物質になる。
そしてこの意識というのは素粒子の一種の光子であり、体全体から発せられる。
常に人が意識していることに量子の位置と時間が決まり、偏在する、すなわち意識に向いている方に現実が存在する。
その意識は思考パターンが決める。

更にヒモ理論で言われるゼロ・ポイント・フィールドという場は、動物の種ごとに共通に持っており、動物はそこにアクセスすることがコミュニケーションが出来る。
天才と言われる人も同様にこの場にアクセスするこが可能。

といった内容が書かれているのですが、内容的にちょっとスピリチュアルというかオカルト感もなくはないのですが、量子論で言われていることがベースということなので、それなりの説得力があるようにも思います。
要は人の思考が現実になる、あるいは”引き寄せの法則”というのは物理学的(量子論的)に説明出来るということです。

つまり良い思考をすることで、自分に起こる現実を良いものに出来る、その思考をよくするには良い言葉を使うこと。
これは“セルフトークマネジメントのすすめ”に書かれていることに若干通じるものがあるかもしれません。
またゼロ・ポイント・フィールドにアクセスするには、自分が本当にやりたいことをすることで、脳幹を活性化しその能力を高める。
自分が本当にやりたいこと、本当の自分を見つけるということ(Self-awareness)については、“自分を知る”で書きましたが、グローバルで行われるリーダーシップ教育において重要と考えられており、BBTのLAP(Leadership Action Program)でも重視している考え方です。

そしてこの本当の自分を見つけること、そしての本当の自分の能力を覚醒させる方法についてはこの本の後半パートに書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。
というわけで、私が興味を持っていた潜在意識について少し理解が深まる面白い本でした。

“書評-「科学的 潜在意識の書きかえ方」(小森 圭太)” への1件のフィードバック

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