脳に関する精神科医が書いた本の紹介で、英語のタイトルはそのまま”BRAIN”です。
(2018/5/20 Kazu)

この本は身体を動かすこと、すなわち運動によって脳の機能が向上し、人生をより有意義なものに変えるというメッセージであり、それを科学的なエビデンスにより示しています。
を使う色々な機能、例えば記憶力、思考力などは運動によって高められると。
そしてストレスの低減や精神に安定も運動が良い。
全ての話が、”運動が良い”という結論で終わっていて、”またその落ちか!?”と突っ込みたくもなるのですが、そのくらい運動の効果が大きいという事実を示しているのでしょう。
その”運動が良い”というメッセージだけ知ったら、別にこの本を読まなくてもいいのでは?と思われるかもしれませんが、そうではなく、この本を読むことで納得感を得られるという意味があると思います。
著者も”はじめに”のところで、”「体を動かすことは人生をより有意義なものに変える」という事実をご存知かもしれない。しかし、そう頭で思っていても、なかなか実行に移せないのはなぜなのだろう?”と書いています。
すなわち理屈はわかっても人は行動に移せるわけではない。
しかしこの本を読んで納得することで身体を動かす動機付けになるということだと思います。
ここで書かれている科学的な説明により、確かに運動が脳に良い影響を与えるという納得感を得られます(ただし専門的な難しい話を展開しているわけではない)。
その説明は脳や生物学的な話だけではなく、人類の歴史からアプローチすることで更に納得感を得られます。
これは前に書いた書評”夫婦脳“の中で、人類の歴史の中で男女の役割が異なることから男女の脳は異なるように形成されてきたという説明と同じように理解を深めてくれます。

ちなみに私は週末の朝に少し走っています。
ランニングするというと、最近はマラソン(フルまで走らなくてもハーフとか)をするような人が多いですね。
私の場合は、そのレベルではなく、30分程度、体力維持と健康のためにやっている程度ですが、この本を読むことで自分のやっていることが体のためだけでなく脳のためにも良いということを理解し、モチベーション向上に繋がる気がします。
また会社では車通勤する人が多い中で、私は電車通勤し自宅から駅までを歩いていますが(片道10分ちょっとですが)、このことも脳にとって良いことと知り、今後も続けようという気にさせてくれます(電車通勤をしているのは、歩くことで健康維持という意味もありますが、それよりも電車で読書をするという目的です)。

あるいは日頃運動の必要性を感じながら、なかなか出来ない人にとっては良い刺激になるのではないでしょうか。
この本を読むことで運動が体のためだけでなく脳の機能を向上することに繋がると理解すれば、運動しようというモチベーションに繋がると思いますので、そのような人にもお勧めです。

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