普段の生活においては、夫婦間でのリーダーシップという観点で日常を見ることは少ないが、今回は、ゴールデンウイークを挟んだこともあり、このことについて考えてみた。

男女はそもそも構造が違うということは頭で理解できても、日常生活においてはどうしてもそのことを忘れて“どうして分かってくれないんだ?”と思う局面もある。しかし、そのことは、分野は違えど妻側も同じように感じるようだ。

私としては、家事と育児を夫も分担するということが大切と思い、こちらとしてはやっているつもりでも妻のニーズにあまりマッチしていないこともある。また、こちらが“そんな些細な事で・・・”と思うことも、妻としては非常に重要であったりする。例えば、ゴミ出しのあとに新しい袋をちゃんと用意しておくこと、など。私としては、“それくらい忘れてもしょうがないじゃないか”ということでも、“やってもらうと(私が思っている以上に)助かる”などといわれると、“そうなのかー”と思う。

ゴールデンウイーク中、バーベキューの予定の時間を私が間違って午後の部ではなく、午前の部で予約していて、直前でそれに気づいて、妻の激怒を買ってしまった。私としては、(当然何度も誤ったうえで)もう仕方がないのですぐに出よう”というと、“昨日、ちゃんと言ったのにどうして間違えるの。こっちにはいろいろな準備があるのに。”となかなか激怒が鎮まる気配がなかった。私の落度であり、なんとも申し訳ない気持ちとなるが、その中においてもこちらもだんだんへそが曲がってくる。このような劣勢の時に、素早い意思決定・家族の感情の調整・自分の感情のコントロールなど、リーダーシップの根幹となる部分にいやおうなしに改めて考えさせられた。もちろん、その後、数回の揺り戻しがあったものの、家族で楽しいひと時を過ごすことができた。

「話を聞かない男、地図が読めない女」(アラン・ピーズ  (著), バーバラ・ピーズ  (著))は、2002年と少し古い本であるが、男と女はなぜ理解し合えないか?という人類最大のテーマについて面白おかしく書かれたベストセラーである。改めて内容を見直してみた。要素としては、“男女の違いとは、脳の構造の違いに起因している”、“男女平等は政治や道徳の話、男女の本質的な違いは科学の次元である”などととても奥が深い。

相違点と類似点を認識し、TPOと相手の性格特性を加味したうえでの夫婦間でのリーダーシップの発揮のしかたの楽しさと難しさを改めて感じた。

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