思考のすごい力を最後まで読みましたので、前回(1)で書いた続きです。
(2018/4/29 Kazu)

いくつかのポイントをまとめると、
プラシーボ効果は専門家も認めている
・(細胞への)シグナルは物質で伝達するより電磁波として伝達する方が速い
・すなわち環境によってその人を形成していく(空間を電磁波で伝わる環境要因が人の形成に大きな影響を与える)
・単細胞から多細胞へ、そして器官、生物へと進化し、人(生物)はコミュニティを作り、国を作った、グローバルにネットワークを形成し最後はガイア仮説へ
・生物においてユークリッド幾何学ではなくフラクタル幾何学
・獲得形質も遺伝する
・人の行動の95%は潜在意識による、その潜在意識は変えられる
・潜在意識は人の持つ思考、信念から形成され、それによって行動する
・つまり人生は意思によって創り出し、変えることが出来る

エピジェネティクス“という言葉が出てきますが、これは環境により遺伝子の活性をコントロールするメカニズムの研究のことだそうで、この本のコアメッセージと言えるのだと思います。
この考え方は、実は旧来の生物学に対して革新的なものだそうで、これまでは物理学のニュートン力学をベースに考えられてきたものが、量子力学に基づいて考えた結果、このような結論に至ったのだとか。

そして、ガンジーの言葉が引用されています。
信念が変われば、思考も変わる
思考が変われば、言葉も変わる
言葉が変われば、行動も変わる
行動が変われば、習慣も変わる
習慣が変われば、人格も変わる
人格が変われば、運命も変わる
この言葉を科学的(生物学的)に証明していると言えるのでしょう。
つまり人は遺伝的な要因で決まる部分もあるものの、それよりも自分の持つ信念によっていくらでも人生を創り出せる、変えられるという希望を与えてくれるメッセージなのだと思います。

ところで”ガイア(仮説)”という言葉が出てきますが、これは地球を1つの生命体と考え、全ての生物は互いに影響を与え合いながら構成されている考え方のことです。
この”ガイア”については”未来に先回りする思考法“にも書いてありました。
世界トップのIT企業がこのガイア理論(仮説)をベースに、地球全体を1つのネットワークと考え、地球のあらゆる情報をセンサ取り込む、そのために宇宙開発を行っているということでした。
今回紹介した”「思考」のすごい力”はあくまでも生物学的なアプローチで書いているものですが、実は世の中の先端を行く企業はこのガイアという考え方に基づき未来を創り出そうとしているという繋がりがあったわけです。
上述の量子力学からこの本で説明される”エピジェネティクス”という新しい生物学の世界が作られたように、他の領域のことを理解することの重要性を示唆しているように思いました。
あるいはどのような分野においても本質的には、領域に限らず根源的な考え方が存在すると言えるのかもしれません。

“書評-「「思考」のすごい力」(ブルース・リプトン)(2)” への1件のフィードバック

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