前回は”未来を考える(2)“ということで、変化のドライバーであるテクノロジーを
第1軸:質量(エネルギー)、アナログ、単一で価値
第2軸:情報、ディジタル、ネットワークに繋がることで価値
という2軸で考えてみました。

(2017/11/19 Kazu)
第1軸の質量(エネルギー)というのは言い換えると”リアル”に対して、第2軸の情報というのは”サイバー”とも言えるでしょう。
そして第1軸は産業革命で大きく進化し、第2軸はIT革命によって大きく進化しました。

今の世の中にあるテクノロジーやビジネスをこの2つの軸で考えると、
前に例として挙げたように第1軸側には自動車がその代表例かもしれません。
あるいは白物や調理家電などはその製品単独で価値を持つので、第1側と考えられます。

第2軸側にあるビジネスは純粋に情報を扱うという意味でGoogleがその代表でしょうか。
もちろんその他にマイクロソフトなどIT企業があるでしょうし、今の世の中では沢山のビジネスがあるでしょう。

第1軸側のビジネスについて、そのテクノロジーの進化の側面から考えてみます。
自動車というのは内燃機関という機械を中心に出来ていましたが、排気ガス対策などのためにコンピュータ制御が使われるようになりディジタル化、すなわち第2軸の要素も持つようになったと言えるでしょう。
今の自動車は数10個とも言われるマイクロコンピュータが様々な機能を持ち、それぞれが車内ネットワークとして繋がっています。
これが何を意味するかというと、第1軸上で進化をしていき、あるところで第1軸上での進化が止まる、あるいは急速にゆっくりになるときが来るのだと思います。
例えば自動車の速度というのは、あるところでユーザからすると十分なところがあり、それ以上を追求してもユーザにとっての価値はあまり無いことになります。
その先の進化は第2軸側の要素を持つことで新たな方向にいくでしょう。
自動車でいうと、コンピュータ制御により排ガスを大幅にクリーンにすることが可能になったという歴史があると思います(もちろん制御だけで出来たわけではないですが)。
あるいはナビゲーションシステムという第2軸の価値が付加され、新しい価値を持つことになりました。

別の例として、テレビは情報を伝えるという意味で第2軸のテクノロジーと言えますが、以前はアナログ技術だったので第1軸の要素も持っていたと言えるでしょう(質量を運ぶものではないですが)。
そこからディジタル化によって第2軸側にシフトしたわけですが、それによりアナログ技術では”匠の技”といったものをディジタルによって容易に作れるようにしたという側面があると言えるでしょう。
すなわちゲームのルールを変えたと言えるかもしれません。

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