前回は”未来を考える(1)“ということで、未来がどうなるかを常に考え、その方向に導き、そのために学ぶことが必要といったことを書きました。

(2017/11/8 Kazu)
では、その未来をどう考えるのか、自分なりに考えたことを書いてみたいと思います。
そのためにはまず過去に遡って、どのように時代が変化してきたのかを考えてみます。

今の世の中において変化のドライバーになっているのは間違いなくテクノロジーです。
このテクノロジーというのも色々あるのですが、自動車のようなものと、スマホなどのネット機器といったものがあります(もちろん他にも沢山のテクノロジーがあるのですが、わかりやすくするためこの2種類で考えます)。
この2種類のテクノロジーは根本的に異なり、自動車は人やものなどを運ぶものであり、スマホなどは情報を運ぶものと言えるでしょう。
言い換えると前者は質量を運ぶ、大きなエネルギーが必要なものに対して、後者は情報を運ぶものとなります(厳密には電気的に情報を運ぶ場合は電子にも質量がありますが、そこは無視します)。
この20~30年の情報通信技術の進化は目覚ましく、ムーアの法則と言われるように1.5年で集積率(処理速度、容量)が2倍になると(これでいくと15年で約1,000倍)15年でM(メガ)からG(ギガ)になり、30年後にはT(テラ)になるので、なんとなくそんな感じでしょうか。
一方で自動車や新幹線のような技術が情報通信ほどの進化をしているかというと、単に速度という側面で見るとそんなことはありませんね。新幹線の最高速度は上がっているとはいえこの30年でせいぜい2倍くらいでしょうか。自動車の最高速度というのはほとんど変わらないでしょう(そもそもそんなスピードを出す場所がないですが)。
質量を運ぶものは膨大なエネルギーが必要となるうえ、質量が増えることで同じ距離を移動するにも必要なエネルギー量が増えてしまいますので、なかなかそのような進化はしないのでしょう。

要はこの2種類のテクノロジーは性質の異なるもので、同じ次元では論じられません(まあ、当たり前と言えば当たり前の話ですが)。
これを2軸で考えると、第1軸が質量を運ぶもの、第2軸が情報を運ぶものという整理が出来ると考えます。

ここで歴史を振り返ってみると、産業革命というのは蒸気機関という機械の発明によって人が肉体を使ってやっていた仕事を機械に置き換えた、すなわち第1軸における革命と言えるでしょう。
そして約20年前に言われたIT革命というのはその名の通り、情報通信がインターネットに接続し加速し始め、人の知的な仕事をコンピュータ(ソフトウエア)に置き換えた、すなわち第2軸における革命となります。

更に、第1軸にはアナログという要素があり、第2軸にはディジタルという要素もあるのだと思います(ディジタル化によって情報通信が加速したわけで)。また第1軸は自動車など単一のもので価値を生み出せるが、第2軸はネットワークに繋がることで価値を生み出せると言えるでしょう。

というわけでテクノロジーを2軸に分けて考えてみましたが、”だから何なの?未来はどうなるの?”という感じかもしれません。
2軸で考えると何が見えてくるかについては今後書いてみます。。

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