クラウドファンディングに注目してます!HIROです。

本書はクラウドファンディング「CAMPFIRE」を立ち上げた家入一真さんの著です。

副題は「あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ」

私は資本主義どっぷりの企業活動の中に身を置いています。
しかし、入社前に震災ボランティア活動に従事していた私は、社会との関わりを積極的に求めてきました。
「社会基盤の一端を担い、私もそれを築きたい」
そう考えて仕事をしてきたわけです。

資本主義は優れたシステムと思います。
人が努力を重ねて活動を増やすことで、市場を通して人の生活を豊かにしていきます。

しかし、どんな優れたシステムも、理念を置きざりに活動が先行したり、当初見ていなかった盲点の問題が大きくなったり、社会変化により功罪のバランスが崩れたりして、見直しが必要となります。

本書は、大きなことが良いことと考える商業主義の社会から、個人が望むことを実施しやすくする社会(小さな経済圏)へ移行を主張しています。

 

小さな経済圏をどう作るか。

何をするにもヒト・カネ・モノという資源は必要。
それは昔も今もこの先も変わらない。

現代はそれらを融通するサービスがとても発達した世の中と言えるが、
個人ひとりひとりが望むことを実施したいときに使いやすいとは言えないのではないか。
もっとハードルを下げよう。民主化を進めよう。

そのような本書の主張は、現代のルネッサンスにも思えます。

最大の課題は、個人と資本主義を牽引する企業との関係ではないでしょうか。
著者も「マネタイズ」は、別に、違う発想をもって、行う必要がある、としています。
私も企業活動の中で、それはいつも痛感しています。
しかし、その課題を克服しても達成したいハイ・ドリームだと私も思います。

 

また、著者の意見で興味深いものもありました。

人の「信用」は「貨幣」のような価値を持つ。
これは、現代の社会でよく見られるようになったことですが、

「信用」を「貨幣」と一元的にみなすと生きづらい社会になる。
そう言っています。
個人に対する評価情報が共有され、ひとはいい人でい続けなければならなくなると。
同調圧力が強くなり過ぎるわけですね。

なるほど。
個人が自由を求めて、逆に自由を奪われるのですね。
特定の国や組織ではなく、ひとが形成するコミュニティがひとを巣食ってしまう。
そのために冗長さや不便さも必要というのは、とても面白い気づきでした。

 

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