スタートアップを学んでいるHIROです。

私たちリーダーシップの学習同志は、今年9月初に山形県の酒田市で開催された起業シミュレーションイベント「ゼロイチキャンプ」に参加しました。
私は、このイベントやファシリテータの皆さんの「起業・新規事業」における基軸の考え方を学びたいと考え、そこで紹介された本書を手にとりました。

イベントは刺激に満ちていました。しかし同時に、私にとっては痛い経験となりました。
それはなぜか。

私がそれまで取り組んできたことが、本書で言う「ごっこ」に過ぎなかった、と痛感したからです。
半年前、私は「新しいことを生み出すこと」に取り組むことを心に決め、時間と集中力を割いてきました。
しかし、イベントの参加や本書を通じて思うのは、
「起業・新規事業を生み出すことそのもの」に集中していたとは言えないのではないか。
「起業・新規事業のやり方を理解すること」に気持ちが向かっていたのではないか。
です。
実際に私は、「思考のあり方・プロセス・組織化」といった具合に形式知化にこだわっていましたから。

本書が他のイノベーションに関する書籍に比して圧倒的、と私が思う点は、
起業・新規事業の成功・失敗の事例にもとづく「研究開発(いわゆるR&D)の力」です。

世の中の課題を取り上げ論評したり、大衆を先導するハイ・ドリームを掲げているわけでない。
起業・新規事業を本気で立ち上げる者が、どんなマインドを持ち、どんな戦いをしているかを俯瞰的に表している。
そして、
同様の道を歩もうとする者に、成功確率を高めるアイデアを提供している。

そう感じたのは、著者のアイデアが、私のイベント参加前の思考と逆で、センショーナルだったこともあるかもしれません。
しかし、著者は本当に世の中の課題にソリューションを提供する志を持っており、イベントを通して私がそれに共感できるようになったからではないか、と思いました。
私は「ごっこ」をやりたいと思っていたわけではないし、真剣に取り組んでいました。
しかし、私がそれまで世に送り出そうとしていたのは、新しいものではなく、新しく見える古き良きものだったのかもしれない。
本当に、世の中を面白くするものを提供するとはどういうことか。改めて考えさせられています。

「起業家になる」と本気で思うこととはどういうことか。
大きな示唆を与え、私の頭をリブートさせてくれた一冊でした。

 

 

 

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