WORK SHIFTという本の紹介にも触れましたように、これから人の寿命は100歳くらいまで延びるだろうと言われている中で、どのように人生を生きていくべきか、そのための準備をどうすべきかについて書かれた本です。
よってこのブログのテーマであるBe a driver!(自分の人生のリーダーであれ)にマッチした内容です。

(2017/9/2 Kazu)

これまでの人生は、一般的に教育/仕事/引退という年齢による3つのステージに区切られて考えられてきたが、寿命が長くなること、年金問題(これは日本だけでなく他の先進国でも問題のようです)、AIなどのテクノロジーの発展により、マルチステージ化していく。そのステージは、エクスプローラー/インディペンデントプロデューサ/ポートフォリオワーカーの3種類の組合せで年齢によって決まるわけでなくそれらステージを移行していくものだそうです。
・エクスプローラというのは自分を広げるステージで、教育やスキルの再習得も含め言葉の通り人生の探索を行うステージ
・インディペンデントプロデューサは、自ら仕事を生み出していくステージ
・ポートフォリオワーカーは、異なる種類の活動を同時に行うステージ、本業の他に副業を持つことなど

これからの変化の時代においては、画一的な人生のステージを歩むのではなく、人それぞれの目的や状況に応じてステージを変えて行ける柔軟性を持つ必要があるということでしょう。
自ら仕事を生み出すインディペンデントプロデューサなんてありえるのだろうか?と正直思いますが、変化が速く大きい世の中ではニーズに合った仕事が必ずしもあるわけではない、そのような場合には自分で仕事を作っていくチャンスがあるということかもしれません。

またこれからの100年ライフに向けて、お金の大切さ、それを準備するための金融リテラシーを身に付ける必要性を言っています。
それは、未来の自分に対する備えであり、自己責任であると。
お金のような有形資産だけではなく、100年ライフにおいては人間関係などの無形資産も重要になってくる、その2つの資産を増やすための時間の使い方が必要だということです。

今の世の中の変化として以下のように説明されています。
・世の中の古い分類は役に立たなくなる(古い分類を信じていると誤る、新しいフレームワークが必要に)、例としてフルタイム/パートタイムといった分類、Uberにおける従業員の定義など
・組織より個人重視の傾向が強まる中で、企業の成功はやる気がある献身的な個人の有無に左右される

重要なのは後で変化を突き付けられるのではなく、変化を予期して行動すること。逆に積極的に計画を立てて行動しなければ長寿化は厄災の種になりかねない。
当然ながら個人がこれからの時代の変化に対応するだけでなく、企業や国・社会も同様に変革を迫られるということです。

企業や社会が変わらないと自分だけ新しい生き方をすることはなかなか難しいように思います。
しかしこの本に書かれているように変化に対して後追いではリスクになり得るわけで、これからの時代の変化に備えて一歩でも先に行けるようしたいものです。

“書評-「LIFE SHIFT」(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット)” への2件のフィードバック

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