この本はかつて世界的ベストセラーとなった”話を聞かない男、地図が読めない女”の著者(夫妻)が書いた本であり、その本の書かれた経緯なども含め、夫妻が自分たちの夢・目標をどう実現していったかの実例を踏まえながら書かれた内容です。
(2018/11/18 Kazu)

まず最初に出てくるのが人間の脳の中にあるRAS(網様体賦活系)の働きについての話です。
このRASについては”科学的 潜在意識の書きかえ方“にも書かれていましたが、脳幹の中にあるもので情報をフィルタリングする機能を持ちます。
要は人が外から受け取る膨大な情報から、このRASを通じて大事な情報だけを通すということです(受け取った情報のうち99.9999パーセントがここで消去される)。
そしてこのRASがどのような情報を通すかを決めるのはその人次第であり、それをうまくコントロールすることが夢を自動的に叶えるためのキーになるわけです。

そのためにどうするかというと、自分の夢・目標(what)を明確にすること。
その目標達成のために何をするか、どうするか(how)は考えなくてもいい、目標さえ明確ならRASが自動的にhowを考え導いてくれるという考え方なのです。
そして目標(what)を決めるのと同時に大事なのがいつまで(when)を決めること。
それによって期限に間に合うように行動をするようになると。

目標に向けて必ず障害が立ちはだかる、それをどう受け止めるかは本人次第だが、そこで不満やネガティブなことを言うと、ネガティブな結果を引き寄せてしまう、その結果を導いたのでは自分と考え(自己責任)、どうすべきかを考える。
自分ではどうしようもないことは考えず、自分にコントロール出来ることに集中する。
また目標は視覚的イメージを持つのが効果的。
ポジティブな選択をするためには、ポジティブなアファメーション(自己暗示)が必要であり、そのためには言葉を選択し、繰り返しなさいと。
つまり自分が選ぶ言葉の積み重ねが人生を創っていくということだと理解しました。

というような話がメインであり、自動的に夢をかなえるとはどういうことかを説明してくれているわけです。
ところで上記のようにまとめてしまうと、一つ一つは世の中で言われていること、どこかの本に書かれていることのようにも感じます。
例えば”「思考」のすごい力“や”科学的 潜在意識の書きかえ方“などと内容が似ている部分があります。
他にもこの手の話は色んなところで言われていることだと思いますし、古くはナポレオン・ヒルの”思考は現実化する”で言われていることのように思います。
かといってこの本の価値が無いと言っているわけではなく、これだけ色んなところで言われている大事なことを改めて整理してもらったような内容で、世の中の本質を捉えているのだろうと感じることが出来ました。
またこの本では目標をかなえるための具体的ワークがあり、読んで終わりにせず、そのワークをやることでより実践に移しやすいところがあるのだと思います。
それと”数のゲームを楽しむ”という章があり、著者が途中の失敗に諦めずに進んできた考え方が書かれているのですが、他の本には書かれていない面白い視点だと感じましたので是非読んでみてください。

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