プロ野球選手の桑田真澄さんのお話を聞く機会を持ちました。「挑戦することの大切さ」というテーマでした。彼の人生は「挫折」の連続だったそうです。
その「挫折」の連続があっても、諦めず、コツコツと努力してきた原動力は、夢を持ち続けることだと彼は力説していました。
40代で、渡米して大リーグを挑戦した時、マスコミに随分叩かれたそうですが、彼は氣にしなかったそうです。
何故なら、それが彼の夢であり、それが彼自身の人生だから。
桑田さんは講演会の中で、自分はどんなに弱い人間かをさらけ出し、それでもコツコツと作り上げ成功したことを伝え、観客に勇氣を与えたと思いました。
「自分の夢、自分の人生」という氣持ちで毎日生きているか、、、自分は出来ているかな?
最期に、桑田さんは2つのことを共有してくれました。
- 自分らしく生きること。桑田さんはコーチの言うなりの投球フォームから、自分の投球フォームを変えることで投手として成功をしたそうです。これは、リーダーシップスタイルにも通ずると感じます。ある人は、強いリーダーシップでチームを引っ張っていくスタイル。ある人は、チームをサポートするスタイル。またある人は、ビジョンを語り、チームを先導するスタイル。使い分けられれば苦労はしませんが、無理をして自分ではない自分を演じることはないと思います。自分らしいリーダーシップを使っていく。
- 本物に触れる。桑田さんは、本物に触れたくて、野球発祥の地である大リーグに挑戦したそうです。やはり、大リーグのマウンドで投げる経験は、自分でしてみないとわからないそうです。仕事にしても、その道のプロフェッショナルに会うことは大事だと思います。技術革新のお蔭で、いつでもどこでも本物の人を映像で見ることも出来るし、少しお金を出せば、講演会でその人の話も聞くことが出来る時代です。本物に触れることで、少しでも自分が成長することができる。
新年から良い話を聞き、今年も自分のリーダーシップを磨いていこうと思っています。