小学生の娘は先月、
2学期を終え通知表を持って帰ってきた。
表情が暗い。
娘は結果に満足していないとすぐに分かった。
ソファの上に投げ出された通知表。
それをを見た私は
娘の思いとは逆に
嬉しくてたまらない気持ちになった。
何故なら、
娘がいつも「できるようになりたい」・「頑張りたい」と言っていたところが全て結果に出ていたから。
娘の頑張りに感動する母。
一方で、結果に納得いかない娘。
褒めてあげたい気持ちでいっぱいだけど、
今の娘には慰めにしか聞こえないようにも思えた。
娘に通知表の感想を聞いてみた。
とにかく悔しいと。
娘の目標は母の期待よりずっと高かったようで、私と顔を合わすことすら出来ない程でした。
こんな時、母である私は娘に何ができるのか?
私は娘に伝えてみた。
「頑張るって言ってたところ、全部良い結果だったね。頑張ったものね…覚えてる?」と。
娘は私の言葉を聞きながら
何度も大きくうなずいてくれていた。
努力が結果に結びついた事を少しは気づいてくれるだろうか…。
娘ならきっと
時間をかけて気持ちの整理ができるだろうと信じ、そっとしておくことにした。
私達は、
成績表の事には触れず冬休みを過ごした。
今日から3学期。
3学期は、
結果に満足できなかった科目を頑張ると言って学校に行った。
もう大丈夫ね。
HARU