一番最初に部下になって頂いた方は駐在時代の香港人でした。その後の部下も、それぞれの駐在先の国の方が部下となりました。私の勤務していた会社は、創業して100年を超える安定した会社であり、私は新卒としてずっと勤務してきましたので、その会社の企業文化も慣れていました。社員も同じ価値観ですから、部下との軋轢もほぼありませんでした。

ところが、大きな試練は、日本に帰国して、転職をした時に、初めての日本人部下でした。以前の会社に比べて、部下との関係はよくありませんでした。何が悪かったのでしょうか?

理由として、会社の状況、また自分自身であることは、棚上げして(これは今後書いて行きたいと思います)、敢えて日本人と海外の違いに注目して3つ考えました。

1、上司は遅くまで仕事をするもの!:日本では、あの上司は夜遅くまでやっているから自分も頑張らなくてはならない。目に見えるような上司の忙しさは共感を呼ぶ?→自分の仕事と部下の仕事を分けてる海外スタイル。上司が部下の仕事をすることはありませんでした。

2、上司は部下の仕事をなんでも知っている!:日本では、何をすべきかの答えを持っていない上司は失格とい雰囲気がありました。→上司に仕事の答えを聞くことは自分が無能という証拠というのが海外スタイル。上司の意見を聞くにしても3つの提案を持って、自分はこれが良いというのが常でした。上司は、その方向性を常識と照らし合わせてアドバイスをするだけでした。

3、浪花節の人事評価!:日本では、こんなに夜遅くまで頑張っているのに、数字だけで評価するのは非情。→当然、プロセスも大事ですが、結果を出した人が認められるのが海外スタイル。チームワークも大事ですが、まずは自分自身が結果を出すことが大事でした。

この経験を通して、国によってリーダーシップの違いがあることを再認識しました。グローバル化が社内でも起こっており、同僚、上司、部下が日本人以外であることは普通になってきます。違いを認識して、それぞれの価値観を尊重することが、これからのビジネスパーソンに大事なことだと思っています。

“日本のリーダーシップ” への2件のフィードバック

  1. わたしはグローバルな環境で働いたことがないので、あまり理解できませんが、わたし自身がここで書いている海外の人の感覚に近い考えかたをしており、いわゆる日本人的な人たちを理解しづらいです。いろんな価値観がある中で自分の価値観を押し付けずに目標を達成するために何をすべきかあらためて考えないといけないですね。

  2. KOHさん、コメントありがとうございます。本当に、人それぞれ価値観があります。その価値観を尊重しつつ、同じゴールに向かって奮闘する。言うは易しですが、精進したいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください